2020年07月19日

平沢進さん&今敏さん

ちょっと前、今敏監督のアニメーション作品『パプリカ』を観ました。この作品はあの平沢進さんが音楽を担当しています。

私は平沢さんのことを昨年のフジロックまで全然存じ上げないと思っていましたが、『千年女優』というアニメーション映画は前に観たことがあって、この作品の音楽を平沢さんが手掛けていたことを知りました。私は知らずに平沢さんの音楽を聴いていたんだ、ということが後からわかったわけです。

何しろフジロックの中継を昨年見ていた時は、平沢さんを見て浦沢直樹さんの『20世紀少年』の"ともだち"っていう教祖を思い出したくらいで、全然音楽に関しては気づかなかったんですよねぇ〜、見た目のインパクトが凄過ぎて。『パプリカ』という作品もずうっと前から存在を知っていましたが、当然、曲を担当している人のことまでは知りませんでした。

そしたらこちらも平沢さんが音楽を担当してるとわかり、これは観てみなくちゃ・・・!という気持ちが湧いてきていたところ、最近加入したU-NEXTで観れるとわかりました。てことでラッキー!とばかり観てみましたが・・・この作品、夜寝る前に観ちゃいけないやつだった(^^;夜中に観ちゃって悪い夢見ました(笑)

YouTubeでこの作品の一部が観れるのであげてみます。これを観れば悪夢を見ても仕方ない、と思ってもらえるかとw


それと、昨年のフジロックの動画にもあげられている"夢みる機械"という平沢さんの曲。今敏監督はこの曲を元に作品を作ろうとされていたようです。しかし、残念ながら完成することなく今敏さんは若くして亡くなってしまいました・・・いったいどんな作品になったのか観たかったな。


しかし平沢さんがちょっとポーズ決めるだけですっごい歓声!まさに教祖(笑)それが面白くって何度も観ちゃう私なのでした。



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2020年07月18日

勝手にしやがれ配信ライブ

こないだ開催された勝手にしやがれの配信ライブを観ました。リアルタイムでなくアーカイブになってから見ました。

勝手にしやがれの存在を知ったのは3年くらい前。フジテレビNEXTでアラバキの放送を観た時でした。それからたまにYouTubeでMVを観たりアルバムを聴いたりしてましたが、ライブを観たのは昨年のフジロックが初めてでした。

勝手にしやがれの音楽は独特の雰囲気があって面白いんですよね。他の何に似てるかっていうと、私の知っている中ではムットーニ(そういえばこれまた武藤さんですけど)の世界観とちょっと近いかな、と。ドラムの上に人形が置いてあるというのもあるかもだけど(笑)

フジロックで観た時は遠目だったのであんまりわからなかったけど、今回観ていて、キーボードの人がすごいな!と思いました。最後の曲では武藤さんの呼吸に完全に合わせて演奏してました。勝手は活動23年目だそうで、長年の阿吽の呼吸みたいのがあるんだろうなあ〜などと思ってみたり。

セットリスト
1.哀しみのクラウン
2.オーヴェール・ブルー
3.ロミオ
4.オール・ザ・マッドメン・ブルーズ
5.ブラック・マリヤ
6.ザ・ムーンレイカー
7.ラグタイム
8.スウィート・バルカン・ビート
9.祈りのオリオン
10.罠のような午後
11.夢をあきらめないで
12.スレイヴ
13.フィラメント
14.エル・ソル
15.アイ・ラヴ・ユー・アゲイン

私は最新アルバム『ア・デイ・カムズ』と10,11あたりの曲はYouTubeで知ってましたが、半分くらいは知らない曲でした。世の中にはあまりよく知らない歌では盛り上がれないっていう人もいると思います。と、ここで私はちょっと考えてみました。

私は人に対してはものすごい人見知りをします。慣れるまですごく時間がかかります。どっちかっていうと初対面の人とはあんまり話をしたくありません。だけど、ことこれが音楽や美術や本や・・・そういう文化に対しては初めての作品ウェルカム!な人間です。

知らない曲を知りたいし、知らない絵を見たいし、知らない話を読みたい。文化に関してはかなりオープンマインドです。だからジャンルもあんまり問わないし。で、何が言いたいかというと、私とは逆に生身の人間に対しては人見知りをしない人でも、新しい文化に対してはものすごく人見知りするタイプの人もいるんだろうと思うんですね。

おそらくそういう人はよく知ってるバンドのワンマンにしかライブに行かないとか、テレビでもよく流れてくる音楽をやる人なら聴くとか、そういう縛りをすると思います。それは個性の問題なんだと思う。人に対して社交的な人と、文化に対して社交的な人と・・・どっちがいいということではなく。

と、話がずれましたが3曲目の演奏は難しそうだったなあ。6曲目は新曲。面白いのが8曲目のスウィート・バルカン・ビート。「かえるの歌が〜聴こえてくるよ♪」っていう童謡があるけど、その「かえるの歌が〜♪」の部分をひたすらリフレインしてどんどん盛り上げていく、という曲。ホーン隊の見せ場もあり、生で観たらさぞ盛り上がっただろうなあ〜。

てことで勝手の配信ライブはライブハウスの客席部分まで使って、配信だからこそ出来る感じの見せ方をしていて良かったです。しかしやっぱり配信ではなく皆さん(お客さん)の前でライブをやりたい!とROOTS66のメンバーでもある福島忍さんもMCで言ってました。観客も同じ気持ち。どうか早く普通にライブが出来る世の中になりますように・・・!

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2020年07月03日

バンクシー展@横浜アソビル

行ってきましたー!バンクシー展@アソビル。コロナのことがあって行きたいけど当分無理だろう(;_;)と諦めていましたが、平日に有休とってエイッと行ってきました。なぜかというと6月になって通常勤務になり、緊急事態宣言下の間にたまりにたまった仕事を淡々とこなしてきたけど、三週間たって「これはもう精神的に無理・・・」と思い、心の栄養を摂る必要があったからです。

で、まずは朝イチに渋谷へ行き、これまた久しぶりに映画館に行って『白い暴動』を観て、その足で東横線に乗って横浜へ行ってバンクシー展を観てきました。結論から言うと文化は私の人生にとってやっぱり必要不可欠なものだなあ〜と。音楽や映画や芸術や・・・そういう文化全般は不要不急のものとされがちだけど、めちゃ必要だし、精神的に枯渇した時は急いで摂取する必要もある( ー`дー´)キリッ✨

こういう状況下になってなんでも配信化されるようになって、それはそれで新しい楽しみ方が出来て嬉しいこともあるけれど、やっぱ芸術作品とかって実際作品と対峙しないとわからないものもあると思います。音楽のライブもそうかなと。映画もあの空間に行って作品を観るっていうことに良さがあるし。その場所に足を運んで文化に触れるって大事だなと改めて思ったのでした。

てことでバンクシー展!(田島さんがこの展覧会に行ったとツイッターであげた時は「先越されたあー!」と思いました(笑)思ったよりも見応えあって良かった!見せ方にも工夫がこらされてて楽しめる展覧会でした。

(田島さんが写真撮ったところと同じ場所で。奥行きあるように見えるけど実は違うのです!)
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展覧会を観たらますますバンクシーに興味を持って、U-NEXTの『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』というドキュメンタリーも観ました。2013年10月、バンクシーは「これから一ヶ月ニューヨークで毎日作品を発表する」と、ルパンの挑戦状よろしく大々的に世の中に宣言をした上でそれを決行。その狂乱の一ヶ月@ニューヨークを追ったドキュメンタリー。

この作品を観てから行っても、バンクシー展が先でもどちらでもいいかもですが、セットで観るとより理解が深まるかもです。この作品の中で、バンクシーは"人々の思考停止に疑問を投げかけてる"という言葉がありましたが、まさにそうかも、と思いました。作品を通して、バンクシーから問いかけられてる感じはすごくあります。

バンクシーのキャンパスは街の壁だったり公共のものだったりするのでもちろん犯罪行為でもあるわけですが、その時点でグラフィティは芸術じゃないなんて言う人がいたら、その人はやはり思考停止してるんじゃないかな。人の心を動かすことが出来たら、それはやっぱり芸術じゃないかと私は思います。

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2020年07月02日

蓮沼執太&ユザーン スパイラル・セッション

6月20日に配信された蓮沼執太さんとユザーンさんのライブを観ました。

実は3月に太田市美術館・図書館という場所でお二人のライブが開催されるのを仕事がらみで知った私。太田市美術館・図書館には行ってみたいと思っていたので、二人のライブを観るっていう目的で行ってみようかなあとちらっと思っていました。しかし何しろこの状況だし、遠出はムリだろうと早々に諦めざるを得ませんでした(ライブ自体も開催されなかったと思う)。

昨年、あいちトリエンナーレでユザーンさんのタブラ修行の様子を見てから、ちゃんとタブラと音楽が合わさって演奏されるのを聴きたいなあ〜とずっと思っていて、蓮沼さんのこともまた、唯一無二感がある人だなあ〜と思ってました。なのでどちらももっとちゃんと聴いてみたかった二人の演奏をいっぺんに聴けるという、わたし的にはラッキーな配信ライブとなりました(^^)

さて、まずはユザーンさん。タブラの音ってなんとなく"通りがいい"というか、聴いてるだけでも心地良いんですが、そういう癒しの感じだけでなく、高速でタブラを叩いたときなどめちゃ迫力!緊張感もありました!ユザーンさんはどうしてもカレーのイメージやSNSでの面白いイメージが先行しがちですが、実際演奏観てすごさがよくわかりました。

蓮沼さんは音の鳴る楽器をたくさん持ってきていてそれを鳴らしたり、ボールにいれた水をパチャパチャと手で揺らして音を出したりと実験的な試みをしつつ、基本はキーボード弾いたり、あとはつまみがいっぱいついてて、それを回すとギュイーンって音の出るメカニックなやつ(?)を操作しながら演奏していました。

はたしてタブラの太古からあるような音と、現代的な音とが合わさっていったいどんな音楽になるのかな?と思ったけれど、聴いていてめっちゃ潤う感じがしました。澄んだ水に頭から全身浸ってるような感じがする、というか。

印象的だったのは5曲目。それ以外の曲では蓮沼さんがメロディを奏でてユザーンさんがリズムを叩く、という感じなんだけど、蓮沼さんがタブラのために作ったこの曲ではユザーンさんがタブラでメロディを、蓮沼さんがさまざまな楽器を使ってリズム隊みたいなことをしていました。タブラにも音階があるんだ!Σ( ゚Д゚)とビックリ。この曲の前ではユザーンさんが念入りにタブラを調律してました。

三曲くらい歌のある演奏をしましたが(あとはインスト)、最後に歌った「ベーグル」の歌詞が面白かったなあ(笑)調べたらどうやらユザーンさんが作詞したもののようです。しかし心地よさ半端ない二人のセッション、機会があれば今度はまた生で観てみたい!(≧▽≦)と思いました。

セットリスト
1.I like peshkar
2.let's_la
3.Radio S
4.Dryer
5.Music for Five Tablas
6.新曲
7.テレポート
8.ベーグル


posted by chocola at 22:40| Comment(0) | ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月01日

クラシック日和

6月半ばごろだったか、6月12日に放送されたEテレの『ららら♪クラシック』と6月13日に放送された『題名のない音楽会』を立て続けに観ました。『ららら♪〜』の方は、昨年12月に行った鈴木大介さんと渡辺香津美さんのコンサートで演奏された武満徹さんの作品を取り上げるということで、また、『題名の〜』の方はユザーンさんが出るということで録画しといたのでした。

で、まずは『ららら♪〜』の方。今回は武満徹さんの"歌"というくくりで特集されていて、武満さんが作詞作曲した合唱曲や、親交が深かったという谷川俊太郎さんが作詞して武満さんが作曲した合唱曲などが披露されました。世界のタケミツと称された武満さんだそうですが、番組では音楽を志すキッカケになった出来事について取り上げられて、私はそれを見て思わず涙したのでした(;_;)

武満さんは1930年生まれで、子供の頃は戦争まっただ中。疎開先の埼玉でいざアメリカと日本で対峙した時のためにと農業などの作業をやらされる日々を過ごしていたようです。そんな中、敗戦の何か月か前だったそうですが、その場を指揮していた人かな?「お前たちに面白いものを聴かせてやる」と言って、シャンソンを一曲レコードで聴かせてくれたことがあったそう。

敵国の歌を聴かせるなんて粋なことをする大人がいたものだとも思うけど、もうその頃には敗戦に勘づいていたのかもなあ〜。ともかく、そのシャンソンを聴いた武満さんは非常に感動したそうで、その時に自分は将来音楽家になるのだ、と決めたんだそうです。そして独学で音楽を学び、数々の美しい曲を世に残すことになるのでした。

で、その音楽を志すきっかけとなった出来事を、武満さんご本人がご自身の娘に説明していたんですけど、それを見ていたら本当にその時にすごく感動を受けたんだなっていうのがものすごーく伝わってきました。そうやって音楽を聴いて受けた感動を今度は自分が人に与えたい、という気持ちが強い方だったんだろうなあと思います。

番組ではさらに、ビートルズが好きだった武満さんがギターのソロ用に編曲した「イエスタデイ」を鈴木大介さんが演奏したりしました。武満さんは、クラシックに限らず、いろんな垣根を越えて音楽を愛した人だったんだなあと思いました。

続いては『題名のない音楽会』。今をときめく6名の一流ミュージシャンたちが意外な組み合わせでコラボをする、という企画。一組目はチェンバロとマリンバという組み合わせ。そこで2曲演奏してくれたんですけど、その2曲目がプログレッシブロックの名曲と紹介されて「え?」と思いました。それがこちら。




『タルカス』というアルバムから「噴火」。プログレがなにかよくわかってない私は番組を観たあとYouTubeで検索。なるほど、こういうのがプログレなのか・・・!と思ったんだけど、やっぱりよくわからないのでした(笑)

ユザーンさんは尺八奏者の藤原道山さんとバッハの「管弦楽組曲 第2番」を披露。尺八とタブラっていう日印コラボなのに、聴いていたら欧風な旅楽団が路上で演奏しているようなイメージがポン!と浮かびました。なぜだろう・・・音楽は奥が深い!

ってことで、そんなユザーンさんがこないだ蓮沼執太さんと配信ライブを行ったのですが、次回はその模様について書きます!

posted by chocola at 22:52| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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